歌や楽器が「最短でうまくなる」たった1つのスゴい方法

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「もっと歌が自由に歌えたら」
「楽器が思いのままに弾けたら」

そう思いませんか?

でも、思い通りに歌える・弾けるようになるのは簡単なことではありませんよね。

毎日厳しい練習を何時間もこなす姿をイメージする人もいるでしょう。

でも、安心してください!

歌や楽器を最短で確実にうまくなる方法があるのです。

それが、「習慣化」と「1%の改善」。

目標に関係するものをできるかぎり細かく分け、それぞれ一パーセントずつ改善すれば、全部合わせたときに大きな成果になります。

それを解説したのが、『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』というこちらの本です。

たとえば、僕は地声がすごく低くて「粉雪」など到底歌えなかったのですが、ここで解説されている手法によってミックスボイスの習得に成功し、高い声がある程度自由に出せるようになりました!

文字通り「不可能が可能になった」とても感動的な体験だといえます。

「歌や楽器をもっとうまくなりたい」
「なかなか上達せず、モチベーションが下がってツラい」
「初心者でも憧れのアーティストみたいになれる?」

こんな悩みを持っている方は、ぜひ今回紹介する習慣化を試してみてください。

では、まいりましょう!

目次

「1%の改善」でどんなスキルアップも自由自在に

習慣は人生の「インデックス投資」

何かを練習したり勉強するのって、ぶっちゃけ面倒ですよね?

どのくらいやればそれなりのレベルになれるのかわからないし、継続するのも大変だし。。

3ヶ月くらいでちゃちゃっとマスターできちゃえばいいのですが、実際は、1日10時間練習したところで歌や楽器はそこまでうまくなりません。

これはスポーツなどでも同様。

もちろん向き不向きはあるのですが、大きな結果が出るまでには時間がかかります。

ですが、何かを練習していて「ある日突然急にできるようになった」経験はありませんか?

まるで「インデックス投資」の複利運用で、気づいたら膨大な金額になっているように。

なかなか結果が出なかったのに、これは一体どういうわけなのでしょう?

毎日1%の改善が、1年で37.78倍の成果に

その理由は、習慣による継続で得られる成果が「即時報酬」ではなく「遅延報酬」だからです。

成果は遅れてやってくる、ということですね。

なんと、たった1%の改善を毎日続けるだけで、なんと1年間で37.78倍の成果になります。

これ、めっちゃすごくないですか?

始めた日からたった1年で、38倍もよくなってるんですよ?

継続は力なり、とはよく言ったものです。

「でもねえ。。」

とあなたは思うかもしれません。

「1年も続けるって大変じゃん(泣)」と。

そうなんですよ。

何かを続けようとすると必ず起きることがあるのです。

「停滞期間」という悪魔

どんな物事にも「停滞期間(プラトー)」がある

「停滞期間」は、どんな習慣化の過程においても発生するプロセスです。

これはあらゆる形成過程の特徴とされており、何をやっても必ず現れてしまうんですよね。

トントン拍子にはいかないということです。

ただ逆にいうと、「停滞期間」をうまく乗り越えることさえできれば、成功は半分約束されたようなものです。

すべての変化は摂氏〇度で起こる

ですが、つらくて苦しい「停滞期間」にあなたがおこなった努力は決して無駄になってはいません

『複利で伸びる1つの習慣』に、面白いたとえがあります。

氷を溶かそうと思ったとき、温度がマイナス三度からマイナス〇・五度に上がっても一見何の変化もありません。

ですが、その変化は確実に蓄積されており、〇度になった途端に溶け始める、というものです。

懸命に努力しているのに成果が出ないと愚痴をこぼしているのは、温度をマイナス三度からマイナス〇・五度に上げて角氷が溶けないと文句を言っているようなものだ。努力は無駄にはなっていない。蓄積されているだけだ。すべての変化は摂氏〇度で起こる

ジェームズ・クリアー著『複利で伸びる1つの習慣』

これを習慣に置き換えてみましょう。

あなたが歌や楽器を毎日練習し始めたとします。

ですが、しばらく頑張ってみても何の変化もありませんでした。

挫けそうになりますよね?

でも、ある時を境に、急に「それまでできなかったことができるようになり」ます。

つまり、それがあらゆる習慣に共通して起こる「停滞期間」であり、成長のプロセスということですね。

すべての変化は摂氏〇度で起こる」この言葉をぜひ覚えておいてください!

不調なときは?「出来の悪い」運動の大切さ

2回続けてサボるのはナシ

とはいえ、どうしてもできない日、やりたくない日もあるでしょう。

そんなときは、「2回続けてサボる」のだけは避ければOK。

続けてサボるとサボることが常態化してしまい、習慣化を大きく妨げますので。

やる気がないときは「2分だけやる」という基準もおすすめですよ。とにかくハードルを下げて取り組みやすくするのがポイントです。

大切なのはゼロにしないこと

様々な要因からがっつり練習できないときもあるでしょう。

そんなときは、ダメダメでもいいからゼロにしないことだけ死守してください。

ダメでもいいから続けること自体が習慣化を成功に導きます。

本書にあるとおり、「出来の悪い」運動が大切なのです。

「出来の悪い」運動が大切であることが多い。調子の悪い日や出来の悪い運動は、それまでの調子の良い日に積み上げてきた成果を維持してくれる。(中略)本当になんでもいいから、何かするだけで大きな意味がある。ゼロにしてはいけない。

ジェームズ・クリアー著『複利で伸びる1つの習慣』

下がったモチベーションを保つ「ちょうどいい難しさ」

願望を最大限に叶える「ゴルディロックスゾーン」

最高のモチベーションは、簡単すぎず難しすぎない、ちょうどいい難しさの課題に取り組むときに生じます。

これを「ゴルディロックスの原理」といいます。

モチベーションを維持しようと思ったら、難易度にも気をつけてみてください。

がんばればなんとかできそう、そんな「ちょい難」な課題を設定できれば最高です。

たとえば人前で歌ったり演奏したりしたことのない人が、オープンマイクやジャムセッションに参加したり、そこそこうまくなったら自分でライブをやってみるなどいいかもしれませんよ!

難易度はあくまで「ちょい難」。転んでもギリギリ立ち直れるくらいの難易度がちょうどいいところです!

「即時強化」を活用しよう

さて、習慣を定着させるためには「アメとムチ」の両方が必要です。

たとえば「毎日19時になったら、歌や楽器を練習する」という習慣を作ったとしましょう。

その場合、始めた頃はモチベーションも高いかもしれませんが、どんどんおっくうになっていくかもしれません。

そこで役立つのが「即時報酬」。

これは行動に対してその場で「快」の感情を与えるものです。

つまり、行動した結果として何かしら気持ちいいこと、を作っておくということ。

行動と矛盾しない報酬であれば何でもよいのですが、一番手軽で効果的なのが「習慣トラッカー」の作成です。

「習慣トラッカー」はチェックリストのような構成にしておき、その日習慣が達成できたらチェックマークを入れ、できなかったら空欄か「✕」をつけておけば良し。

Googleスプレッドシートやnotionなどの管理アプリを使って「習慣トラッカー」を作れば、習慣を効率的に管理できておすすめですよ。

優れた人になる唯一の方法「退屈に恋をしよう」

プロはスケジュールを守る、アマチュアは生活に邪魔される

ここまで習慣化について書いてきましたが、音楽を志すみなさんに僕から伝えておきたいことがあります。

それは、「生活の忙しさを言い訳にしてはいけない」ということです。

実際、僕の周りで本当にやりたいことをあきらめた人のほとんどが、忙しさを言い訳に本来やるべきことから逃げています。

それはもちろん悪いことではないのですが、年を取ってから「あのとき練習しとけばよかったな」などと後悔している人も大体このパターンなんですよね。。

やる気が出ないとき、めんどくさいとき、つらいとき、誰にだってありますよ。

そんなダメダメなときにでも、ゼロにせず、続けられれば、1年で37.78倍の成長が見込めます。

途中でやめたら、本当にゼロになっちゃいますからね!

なんで「続けること」=習慣化することをどうか大切にしてください。

優れた人になる唯一の方法は、同じことの繰り返しにいつまでも魅了されること

本当の一流はその「退屈な繰り返し」をいつまでも続けられる人である、と本著には書かれています。

これは簡単なことではありませんし、正直僕も試行錯誤を繰り返している最中なのですが、「退屈な繰り返し」を愛せれば成功は確約されたようなものです。

みなさんも僕と一緒にがんばってみませんか?

まとめ

今回は「歌や楽器が「最短でうまくなる」たった1つのスゴい方法」について解説しました。

ちなみに習慣化については、こちらの記事でも紹介しているので、ぜひ併せて読んでみてください。

学んだことをアウトプットもオススメです。

以下の記事ではアウトプットの重要性を解説しているので、まだ読んでいない方は、こちらもぜひご検討を。

以上です。

習慣化をつかいこなして、いろんな音楽スキルを最短で向上させちゃいましょう。

小さい習慣でも、時間が経つほど複利の効果で大きな成果になっていますよ!

原著にはここで紹介した以外にも詳しい情報が満載ですので、ぜひ一読してみてくださいね。

ではでは、リュウでした!

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