コスパ・タイパの最適解!DTM初心者が買うべきお勧めプラグイン3選

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今これを読んでくれているあなたは、「アーティスト」を目指す方ですか?

それとも「作家」や「エンジニア」、「ビートメイカー/プロデューサー」志望でしょうか?

DTMをやる動機が何であれ、プラグイン選びに迷ったら、何はともあれ以下の3製品を購入しておけば間違いありません。

結論:おすすめプラグイン3選
  • Native Instruments「KOMPLETE STANDARD」(「作曲・アレンジ」向けプラグイン強化セット)
  • iZotope「Music Production Suite」(「ミックス・マスタリング」向けプラグイン強化セット)
  • Celemony「Melodyne」(業界標準「ボーカル処理」ソフト)

理由は、以下の通りです。

  • この3つで音楽制作全体をひととおりカバーできる
  • 他のプラグインを追加購入する際の「基準」になる
  • アマチュアからトッププロまで、世界中の幅広いユーザーに使われている

もちろん人によってやりたいことは違いますし、必ずしも一気に全部をそろえる必要はないでしょう。

ただ、最初はDAW内蔵のプラグインで制作していても、DTMに慣れてくると「もっと高品質なプラグインを!」と思うもの。

ですが、世の中に星の数ほどあるプラグインの中で初心者がどれを買うべきか判断するのは簡単ではなく、ある程度経験による「目利き」が必要なんですよね…

実際、僕もこれまで様々なプラグインを身銭を切って買い散らかして来ましたが、「これ、買わなくてよかったのでは?」と後悔したり別の製品に買い替えたりしたものも多いです。

ですが、本来DTMでやるべきことは、プラグインで悩むことではなく「音楽制作」ですよね?

そのため、これから始める人がなるべく損をしないように、「コスパ」と「タイパ」に注目してプラグインの最小公約数に絞り込んだのがこの3製品というわけです。

この記事ではプラグインの基本から、おすすめ製品のメリット・デメリット、買い方までを徹底解説いたします。

では、まいります!

目次

そもそも、プラグインって何?

プラグインの用途

プラグインとは、DAWの「拡張機能」です。

DAWというのは音楽制作のプラットフォーム、つまり「場所」なわけですが、場所だけあっても何もできませんよね?

音楽を作るための「材料」や「道具」が必要になります。

それがプラグインです。

わかりやすくDTMを家具作りに例えてみましょう。

その場合、家具の設計者・大工さんは「あなた自身」、制作場所は「DAW」、木材などの材料は「音源(プラグイン)」、ノコギリやトンカチなどの大工道具は「エフェクター(プラグイン)」となります。

ただ家具って、設計さえできていれば、いくらでも安く仕上げられるじゃないですか?

でも、グレードの高い木材を使えば家具の質が高まりますし、高品質な道具を使えばなめらかで丁寧な仕上がりになるだけでなく、作業効率も高まります。

プラグインにもそれと同じことが言えます。

つまり、DAW内蔵のプラグインだけでも楽曲を完成させることはできますが、外部の(多くは有料)プラグインを使うことでさらに品質や効率をレベルアップできるということですね。

まとめましょう。

DTMを「家具作り」に例えると?
  • 設計・施工:あなた
  • 場所:DAW
  • 材料:音源(プラグイン)
  • 道具:エフェクター(プラグイン)
  • 作品:楽曲
  • 顧客:リスナー

このように、顧客(リスナー)に長く使ってもらう(聴いてもらう)作品を作るためには、デザインがよいだけではなく、よい材料(音源)やよい仕事道具(エフェクター)で作品全体を向上させたいと思うのは自然なことです。

ただ一言に「プラグイン」といっても、「音源」と「エフェクター」という2つの種類が出てきました。

では、これらはどのような違いがあるのでしょうか?

プラグインの役割

どちらのプラグインも、「いい音」を作るためものであるという点では共通しています。

しかし、いうなれば音源系プラグインは「(バーチャル)楽器」、エフェクト系プラグイン「エフェクター」です。

ギターとエフェクターの関係、と考えるとわかりやすいかもしれませんね。

つまり、「楽器」を充実させたいなら音源系プラグインを、「エフェクター」を充実させたいならエフェクト系プラグインを買うべきだということ。

そして、今回オススメする「Native Instruments KOMPLETE STANDARD」は音源系プラグイン、「iZotope Music Production Suite」「Celemony Melodyne」はエフェクト系プラグインの代表格です。

プラグインを購入する際は、音源とエフェクトのどちらを強化したいのかを先に考えておくと、購入する品の優先順位をつけやすくなりますよ。

なぜこの3製品か?

さて、ここまで家具のたとえを使って、「材料」や「道具」の質を高めることで楽曲全体をレベルアップできるという話をしました。

ですが、「材料」や「道具」といっても、木造の椅子を作る場合とプラスチックのオフィスチェアを作る場合だと求められるものがまったく違いますよね?

また、デザインや設計、製品の最後の仕上げなど、制作プロセス全体の中でも必要なものは変わってくるはず。

かといって、その都度必要なものを1つずつ探すとなれば、時間も手間もかかってしまいます。

それを解消できるのが、これら3製品というわけです。

おすすめする理由
  • 「よい材料」と「よい道具」がまとめてそろう
  • あらゆるジャンルに対応
  • 「作曲・アレンジ」も、「ミックス・マスタリング」も充実

では、それぞれの製品を具体的に見ていきましょう。

各製品の最新版は、「KOMPLETE 14 STANDARD」「Music Production Suite 6」「Melodyne 5」です。

Native Instruments「KOMPLETE STANDARD」

業界最大手「Native Instruments」社による、超高品質「バーチャル楽器」の詰め合わせパック。

シンセやギターシミュレーター、ベース、ストリングス、パーカッションなどの良質な音源が多数収録されているバンドル製品です。

こんな悩みを抱えている人には、まさにぴったりですね。

KOMPLETE STANDARDを買うべき人
  • 「今っぽい/ビンテージ風のシンセの音が欲しい」
  • 「いい感じのストリングスの音源が欲しい」
  • 「ギターをアンプを通したようなリアルな音にしたい」
  • 「いい音のベース音源が欲しい」
  • 「ドラムやパーカッションを充実させたい」
  • 「普通の楽器の音ではなく、意外性のあるサウンドが欲しい」

要は、様々なジャンルで必要とされるサウンドのほとんどをこれ1つでカバーできるということです。

品質もトッププロが使っているのでお墨付き。

グラミー賞受賞歴のあるアメリカのプロデューサーなんかも普通に使ってますからね。

次に、最新版の「KOMPLETE 14 STANDARD」に収録されている代表的なプラグインをご紹介します。

代表的なプラグイン

KONTAKT 7

KONTAKTは「サンプラー」という種類のプラグインで、サンプリング技術による「リアルな楽器」をシミュレートした音源や「シネマティック」な音源を得意としています。

音源はライブラリ形式で陳列されており、その様子はさながら「生楽器系音源のNetflix」

Netflixでは自社のNetflixオリジナルの作品に加え、他社のドラマや映画、アニメなども観れますよね?

KONTAKTも同様で、Native Instrumentsの純正音源だけでなく、KONTAKT用に設計された他社音源も扱うことができます。

まとめましょう。

「KONTAKT」って何?
  • 様々な楽器がライブラリ形式で陳列されており、自由に楽器を選んで使うことができるプラグイン
  • ストリングス、金管楽器などの「実在する楽器」をシミュレートした音源や、劇伴などに使う「シネマティック」な音源が充実
  • 音源を後から追加することや、自作することも可能
  • 他社から発売されているKONTAKT用音源も多数
  • 「生楽器系音源のNetflix」

自分の音楽性に合わせてライブラリを拡充できるのも、KONTAKTの魅力の一つですね。

公式サイトはこちら。

Massive / Massive X

「Massive」と「Massive X」は、現代的なサウンドが特徴のソフトウェアシンセサイザーです。

最初に「Massive」が発売され、その後に後継機種として「Massive X」が発売されました。

Massive
Massive X

サウンドは「Massive」が初期のEDMのようなバキッとした音、「Massive X」はより今っぽいスッキリとした音といった印象で、サウンドのキャラクターが異なります。

2000年代以降の現代的なシンセの音を求める方には、最適だといえるでしょう。

「Massive」「Massive X」って何?
  • 現代的なサウンドが特徴のソフトウェアシンセ
  • 「Massive」と「Massive X」は音の特徴が異なるので、使い分け可能
  • 世界的に使用者の多い著名なシンセ

公式サイトはこちらです。

GUITAR RIG 7 PRO

ライン録音したギターの音を「アンプを通したような音」に変化させるアンプシミュレーターの筆頭。

アンプシミュレーター全般にいえることですが、クリーントーンよりも歪んだ音の方が得意なようです。

手っ取り早く「それっぽい」リアルなギターサウンドを作るのに便利ですよ。

「GUITAR RIG」って何?
  • ギターの音を「アンプを通したような音」に変化させるアンプシミュレーターの筆頭
  • クリーントーンよりも歪んだ音の方が得意
  • 手っ取り早く「それっぽい」サウンドに加工可能

収録製品リスト

全製品を見る

サンプラー
・Kontakt 7
・Reaktor 6

シンセサイザー
Blocks Prime、FM8、Form Noire Freak、Kontour、Massive、Massive X、Monark、Oberhausen、Reaktor Prism、Reaktor Spark、Retro Machines Mk2、Rounds、Super 8、TRK-01

クリエイティブサンプラー
・Battery 4
・Polyplex

PLAY SERIES
40s Very Own Drums、40s Very Own Keys、Analog Dreams、Butch Vig Drums、Cloud Supply、Deft Lines、Empire Breaks、Etheral Earth、Glaze、Hybrid Keys、Ignition Keys、Lo-Fi Glow、Melted Vibes、Modular Icons、Soul Sessions

ドラム&パーカッション
Abbey Road 60s Drummer、Drumlab、Studio Drummer

SPOTLIGHT SERIES
Cuba、India、Middle East、West Africa

アコースティックピアノ
Noire、The Gentleman、The Giant、The Grandeur、The Maverick、Una Corda

エレクトリックピアノ&オルガン
Scarbee A-200、Scarbee Clavinet / Pianet、Scarbee Mark 1、Vintage Organs

ギター&ベース
Electric Mint、Electric Sunburst、Prime Bass、Scarbee MM-Bass、Scarbee Rickenbacker Bass、Strummed Acoustic

コンテンポラリーホーン&ストリングス
Session Strings 2、Session Horns

シネマティック
Kinetic Metal

マスタリングエフェクト
Ozone 10 Standard

スタジオエフェクト
Raum、Solid Bus Comp、Solid Dynamics、Solid EQ、Supercharger GT、Transient Master

クリエイティブエフェクト
Bite、Choral、Crispy Tuner、Dirt、Driver、Flair、Freak、Guitar Rig 6 Pro、LO-FI-AF、Phasis、Replika XT、The Finger

EXPANSIONS
Backyard Jams、Beam、Body Mechanik、Bounce、Bump、Bumpin Flava、Charge、Decoded Forms、Deep Matter、Elastic Thump、Fade、Halcyon Sky、Haze、Indigo Dust、Kino、Lilac Glare、London Grit、Lucid Mission、Mechanix、Moebius、Molten Veil、Mother Board、Neo Boogie、Neon Drive、Nocturnal State、Our House、Pulse、Queensbridge Story、Quest、Rising Crescent、Rush、Scene、Solar Breeze、Spectrum Quake、Stadium Flex、True School、Velvet Lounge、Wake

メリット・デメリット

メリット

  • 世界中のユーザーから高い評価を得ている、高品質な音源系プラグインを豊富に収録。
  • これ一本でほとんどあらゆるジャンル・用途をカバー可能。
  • ユーザー数も多いので、チュートリアルなどの情報も見つけやすい。

デメリット

  • お試しで買うには値段が高額(定価89,500円)

初心者のときに一瞬だけDTMスクールに通っていたのですが、「KOMPLETEを買ったほうがよいよ」とだけ言われ定価で買わされたのは、今となってはいい思い出です…

iZotope「Music Production Suite」

業界最大手の一角「iZotope」社による、超高品質「ミックス・マスタリング用エフェクター」の詰め合わせパック。

Ozoneの最上位版である「Ozone 11 Advanced」と、レコーディングに必携のオーディオノイズ処理ソフトRXの通常版「RX 10 Standard」が収録されているのがポイント。

つまり、OzoneとRXを核とした製品バンドルですね。

収録されている製品はすべて、「マスタリング」「ノイズ除去」など明確な用途のもとに設計されており、1つのプラグインに各処理内容に対応した機能が搭載されている多機能ツールです。

代表的なプラグイン

RX 10 Standard

録音された音に含まれるノイズの除去や音の修復に対応した、業界標準のオーディオリペアツール。

ボーカルや楽器のレコーディングをする人にとっては、救世主になり得るでしょう。

個人的には「Music Production Suite」バンドルの目玉製品だと思っています。

掲載しているiZotope製品の画像は旧バージョンのものです。

レントゲン写真のようなとっつきにくい見た目をしていますが、慣れると「なくてはならない」存在になりますよ!

RXについては別の記事で詳しく解説していますので、よければこちらも併せてご覧ください。

Ozone 11 Advanced

Ozoneは、AIの活用により複雑なマスタリングを簡単に実現できるようにした総合マスタリングツールです。

自分でマスタリングをする方、楽曲の「セルフリリース」を考えている方には必携のプラグインといえるでしょう。

豊富な機能でマスタリングを半自動化することに成功した、まさにマスタリング界の革命児!

Neutron 4

ミックスにおける様々なバランスを自動的に調整するミックス用ツール。

音量調整、パンニング、ステレオイメージの構築などのミキシング作業を、AIが自動で処理してくれる優れものです。

これを使えば、ミックスを誰かに依頼しなくても自分である程度かたちにできちゃいます。

収録製品リスト

全製品を見る
本体
  • Ozone 11 Advanced
  • Nectar 4 Advanced
  • Guitar Rig 7 Pro
  • Neutron 4
  • RX 10 Standard
  • Neoverb
  • Tonal Balance Control 2
  • Insight 2
  • Vocalsynth 2
  • Exponential Audio イマーシブリバーブ(Symphony 3D、Stratus 3D)
  • Audiolens
【付属①】Brainworxのエフェクトセット
  • Bx_delay 2500
  • Bx_boom!
  • Bx_subsynth
  • bx _cleansweep pro
  • Bx_refinement
  • Bx_saturator V2
【付属②】Native Instrumentsのエフェクトセット
  • Raum
  • Crushpack
  • Modpack
  • Supercharger GT
  • Replika XT
  • Solid Mix Series
  • Transient Master
  • Driver

メリット・デメリット

メリット

レコーディングは「RX」、ミックスは「Neutron」、マスタリングは「Ozone」と、工程によってプラグインがきっちり棲み分けされています。

どのプラグインも「AI」「解析」「自動化」という現代的な技術が活用されており、従来は職人しかできなかったような複雑なエンジニアリング作業を、誰もがこなせるように設計されている点がポイントです。

最近では他のメーカーから類似の製品も出てきていますが、そのような意味で、iZotopeは先駆者として「DTMの未来を切り開いた」といっても過言ではないかもしれません。

「Music Production Suite」のオススメポイント
  • 「レコーディング」「ミックス」「マスタリング」など、用途に適した製品を利用できる。
  • 最新技術の活用で、誰でも簡単にエンジニアリングをこなせる。
  • バージョンアップごとに新機能が追加され、さらに便利に。

・デメリット

  • お試しで買うには値段が高額(定価93,600円)
  • 扱い方にクセがあり、慣れないとわかりにくい

Celemony「Melodyne」

言わずとしれた、業界人気No.1ピッチ・タイミング補正ソフト!

ピッチ補正といえば他にも「Auto-Tune」などの優れたソフトがありますが、ユーザー数で言えば「Melodyne」に軍配が上がるのではないでしょうか。

ボーカルをはじめ様々な楽器のピッチを調整できるだけでなく、タイミング(リズム)を補正できるのも嬉しいポイント。

「サビのピッチだけちょっと低すぎた…」
「いい感じに弾けたけど、ちょっとリズムが早すぎたかも」
「リズムがもたってるとこだけピンポイントで修正できない?」

こんな悩みにピッタリの製品ですね。

バージョンによる違い

「Melodyne」購入時に一番迷うのが、バージョン選びです。

もちろん最上位の「Studio」が一番快適ですが、予算が限られているのであれば下位版でも十分!

初心者の方でも直感的にわかるように、各バージョンのメリットを一言で表現してみました。

各バージョンの特徴を一言でいうと?
  • Melodyne Essential:ボーカルの微調整のみで、細かいピッチ補正やタイミング補正が不要な人向け
  • Melodyne Assistant:ボーカルのピッチ補正を完璧にしたい、タイミング補正を使いたい人向け
  • Melodyne Editor:ギターやピアノのコードを1音だけ変更したいなど、和音を編集したい人向け
  • Melodyne Studio:メインボーカルとコーラスの編集など、複数のトラックを効率的に編集したい人向け)

各バージョンの詳しい違いについては、公式HPをご覧ください。

メリット・デメリット

メリット

  • 音のピッチや長さ、発音タイミングなどを自由にコントロール
  • 細かく補正すれば、実際の歌唱や演奏を大幅に改善することも可能
  • 上位版では和音の編集や複数トラックの同時編集で、作業がさらに効率的に

デメリット

  • 下位版は機能制限が多いため、追い込んだ作業には高額な上位版が必要
  • 編集難易度が比較的高く、「こうやればOK」というシンプルな方法論が存在しない

こんな人にオススメ

楽曲制作をざっくり2つにわけると、「音楽そのものを創作」する行為(作詞・作曲・アレンジ)と、作られた音楽を「オーディオ化」する行為(レコーディング・ミックス・マスタリング)にわかれます。

どちらに携わるかによって必要な製品が異なりますので、ご自身の状況に応じて購入を検討してください。

スクロールできます
Native Instruments
KOMPLETE
iZotope
MPS
Celemony
Melodyne
作曲・アレンジ
ミックス・マスタリング
おすすめ一覧表

また、これらの製品は以下のジャンルの方にはおすすめできません。

  • 現代音楽
  • フリージャズ
  • ノイズミュージック

これらの音楽を作る人は既存の常識を打ち破ることこそが音楽的ミッションなので、必ずしも購入の必要はないでしょう。

まあ、そういう方はそもそもこの記事を読んでいないと思いますけどね…笑

各製品の購入方法

以下に各製品のPlugin Boutiqueの購入ページを記載したので、ぜひ興味のある製品をチェックしてみてください。

KOMPLETE 14 STANDARD

KOMPLETE 14の販売会場を見る

Music Production Suite 6

Music Production Suite 6の販売会場を見る

Melodyne 5

Melodyneの販売会場を見る

ちなみに、Melodyne EssentialはiZotopeのバンドル製品やSSLのオーディオインターフェイスに付属しているので、できればこれらを先に購入して「ついでに」ゲットするのがベストですね。

ちなみに、僕はMelodyneを「Essential」→「Editor」→「Studio」の順でアップグレードしました。最初から「Studio」を買うのが一番楽ですが、ボーカルメインなら「Assistant」、和音も編集するなら「Editor」を経由してアップグレードするのもアリですよ。

お得な購入方法

基本的には、キャッシュバックなどが充実したPlugin Boutiqueでの購入がおすすめです。

Plugin Boutiqueでの買い方はこちらの記事で詳しく説明していますので、よければ併せてご覧ください。

とはいえ、普段から贔屓にしているECサイトや楽器店もあるかと思いますので、お好きな場所で買ってくださいね。

「セール時期」「還元率」「必要なタイミング」を考慮し、トータルで一番得する買い方を見極めましょう!

プラグインのセールは「夏と秋冬」がメインですが、iZotopeなどの一部のブランドは一年を通して不定期で開催しています。

超コスパプラン

初心者の方がさしあたりコスパ優先で楽曲の品質向上を狙うなら、とりあえず「KONTAKT」を買ってリアル楽器の選択肢を増やすのもおすすめです。

その場合、シンセサイザーは超有料級の無料シンセ「Vital」をゲットしておきましょう。

Melodyneが必要な場合は、前述の通りEssentialを何らかの付属として無料で手にれておくのがおすすめ。

付録:Native InstrumentsとiZotopeのサービス連携について

実は、今回ご紹介したNative Instruments「KOMPLETE 14 STANDARD」とiZotope「Music Production Suite 6」には、以下のプラグインがバージョン違いで重複して含まれています。

  • Native Instruments「Guitar Rig」
  • iZotope「Ozone」

「別の会社なのになんで?」と思われるかもしれませんね。

それは、これらの2社にPlugin Allianceを加えた業界大手三社がブランド提携しているためです。

https://blog.native-instruments.com/jp/native-instruments-brand-news/

提携ブランドのプラグインに関しては下位版を収録することで、本家のバンドルとは差をつけている感じですね。

そのため、「Guitar Rig」や「Ozone」をメインで狙っている方は、どちらかのバンドルを先に購入するのがよいでしょう。

まとめ

今回は「DTM初心者が最初に買うべきお勧めプラグイン3選」について解説しました。

プラグインを充実されるのは大切ですが、音楽制作そのものをブーストするのも重要ですよね。

以下の記事では「DTMの学習効率を高める方法」について解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

また、音楽制作がうまくいかず挫折しそうになっときは、こちらの記事もおすすめです。

以上です。

記事を読んだ後は、モチベーションも高くなる傾向があります。

無理のない範囲で、しっかり着実にレベルアップしていきましょう!

では、リュウでした!

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